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スタッフによるブログ

こんにちは、営業事務のタキザワです。
ハマノルーフに入社してまだ2ヵ月ですが、
入社前よりも屋根を含めた住宅の点検や
メンテナンスの大切さについて考えるようになりました。

ハマノルーフでもドローンを使った屋根点検を行っておりますが、
リフォームや改修を目的とした点検だけでなく、
定期的な点検による傷みの早期発見・早期対処、
未来の修繕計画にお役立ていただくための
お住まいの健康診断としておすすめしております。
築年数が浅い場合に、もしも補修すべき箇所が発見された時は
自然で仕方のないものなのか、施工不良なのか
おおよそではありますがわかることがあります。
最近では住宅購入の際に専門の第三者機関に
素人では分からない部分の確認を依頼するケースも増えてきていると感じます。
そんな意味も含めて屋根のドローン点検を周知できたらと考えています。

少し逸れましたが…
ちょうど事務所の私の席の後ろに
一般社団法人全日本災害レジリエンス協会の会員証が飾ってあるのもあり
今日は“防災と減災”について調べてみました。

防災も減災もどちらも災害の備えを意味しますが
それぞれ違った意味合いがあります。

防災は災害被害を防ぐための備え
防災は地震や水害といった自然災害を未然に防ぐ、
または災害による被害を防ぐための備えを意味します。

減災は災害被害を最小限に抑えるための備え
減災は「災害、または災害による被害は生じるもの」という考えを前提として、
被害を最小限に抑えるための事前対策です。

災害被害を軽減するためには
減災で重要なのは、「公助」「自助」「共助」の連携です。

・行政や消防・警察・自衛隊など、国が行う「公助」
・個人や家族一人ひとりが自分の身を守る「自助」
・町内会や事業所など、地域や身近な人々で助け合う「共助」

この3つが円滑に連携することが大切です。

また内閣府は、個人や地域でできる「減災のてびき」として、
7つの備えを挙げています。
減災のてびき(減災啓発ツール) : 防災情報のページ – 内閣府 (bousai.go.jp)

  • 自助、共助
  • 地域の危険を知る
  • 地震に強い家
  • 家具の固定
  • 日ごろからの備え
  • 家族で防災会議
  • 地域とのつながり

1 自助と共助
減災において、とくに重要なのが自助と共助です。
まずは自分自身の身を守ること、そして、
自分自身や家族が無事であることが前提ですが、
そのうえで身の回りの人を助けることができます。

2 地域の避難場所や危険区域の確認
各自治体や公民館で配布されている「防災マップ」は、
住んでいる地域の避難場所や災害が発生したときの様子など、
災害時に必要な情報が掲載されています。
また、内閣府の「防災情報のページ」から、
地震の際の地面のゆれやすさを表した
「ゆれやすさマップ」もあわせて確認しておきましょう。
http://www.bousai.go.jp/jishin/sonota/katsudanso.html
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/bousaimap/index.html?code=1
自宅だけでなく、勤務先や子供の学校なども
チェックしておくことがおすすめです。

3 地震に強い家にするための対策
地震が起きたときの被害の大きさは、
自宅がどのくらいの揺れに耐えることができるのかによって変わります。
築年数によって建物は徐々に劣化していきますので、
点検や整備は定期的に行なうとよいでしょう。
万が一被災してしまったときのために、
地震保険や共済保険に加入するなど、
経済的な備えについても検討する必要があります。

4 家具の固定や配置変更で「安全空間」を作る
地震による被害のなかでも
家具類の転倒や落下による負傷者は多いです。
そこで家の中にできるだけ安全な空間を作れることが理想的です。
家具は倒れる向きを考えて配置し、
転倒防止のためにしっかりと家具を固定しておきましょう。
とくに寝室や子供部屋、お年寄りのいる部屋は、
十分な安全を確保しておきましょう。

5 備蓄品や常備品を日頃から準備しておく
いつ災害が起きても慌てないよう、
備蓄品や常備品を事前に備えておきましょう。
こちらをご参考にしてみてください。
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html

6 家族間での防災会議 
災害が発生したときの家族の安否確認方法、
非常時の集合場所、子供の引き取りに関すること、
それぞれの学校や職場の避難場所など、
家族がバラバラの場所で被災したときのために、
日頃からしっかり確認しておくことが大切です。

7 地域とのつながりを大切にする
減災に重要な「共助」には、日頃の近所付き合いが大切です。
挨拶などで日頃から声をかけあい、
いざというときに助け合える関係を築けるといいですね。

減災は普段あまり聞きなれない言葉ですが
防災よりもより現実的で合理的ともいえます。
防災・減災のどちらにしても少しの意識と簡単な準備で
万が一の時に非常に心強いものになります。
私も大震災のあとは家族分の備えをしましたが
袋に詰めた子供服もサイズアウトし
保存食の期限も切れ…
使う機会がなかったことが何より良かったのですが
防災袋の見直しになかなか取り掛かれずにいます。
感染症の影響で在宅時間に余裕があり、
なおかつ気候が穏やかなうちに
住まいの安全性の確認や各種保険の見直し、
防災グッズのチェックをなどしたいと思います。

自然災害での屋根の被害に関しては
地震によって古い瓦屋根が落下したり、
台風の影響で劣化した屋根材が飛ばされたり、
さまざまな危険な情報を耳にすることもあります。

屋根についてのご質問や気になることがありましたら
屋根専門店ハマノルーフにお気軽にお問い合わせください。

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