世田谷区の新築デザイナーズ住宅 板金屋根工事 竪平葺き
こんにちは
今日は雨のため、現場作業を休みにしました。
私は現場の段取りをしています。
一息つきましたので、久し振りに大好きなブログを書いてみようと思います!
新築の板金工事を世田谷区豪徳寺にて施工させていただいた際の記事です。
元請け工務店の社長さんから電話があり、そろそろ屋根工事を始められるから見に来て欲しいと言われ現場に向かいました。
豪徳寺は屋根のリフォーム工事にてよく行く町です。
今回の新築現場すぐ近くでも屋根工事をしていましたし。
普通によく通る道を車で走り現場に到着。
あれ?ここの現場、竪平やんな、、、
7m以上ある屋根材をここに運んで来れるかな、、、
工務店の社長さんに確認しましたところ、4トン車は入って来れるが無理じゃないかと。。
メーカーから運んで来るトラックは4トンロングでないと駄目だと言われるし。。
材料屋さんと協議した結果、駄目元で2トントラックに積み替えて現場に運ぶことになりました。
搬入当日、現場搬入ルートの交差点角地の新築現場でまさかの建て方工事‼️
レッカーを添えてガードマンが交通誘導している交差点を曲がれるのか??😱
あかんかなぁと思いつつ、その話を材料屋さんに伝えたところ、空の2トントラックでその交差点に行って見ましょうって言うので、行って見ました。
通れました。
でも、7m以上の屋根材を積んだら、、、
最悪の事を想定して、職人全員をその交差点に集結し、いざ出発!!!
のどかな風景やな〜って、足場の高い位置に二人仲良さげに並んでいますが遊んでいるわけではありません。
無事に材料搬入は成功しました!!!失敗してたらこののどかな雰囲気は出てなかったと思います。
次に人力手レッカーによる荷揚げ作業です。
この人力手レッカー(少しカッコ良く言いましたが、ロープで引っ張りあげるだけです笑)を用い、屋根材を荷揚げしました。
下で材料をロープで縛り、足場の二人が息を合わせて引っ張りあげる。
息が合っていないと天秤になってしまい危険なため、職人さんの人選も大切ですね。
引っ張りあげた屋根材を屋根に下ろすのは私が担当しました。
大事なポジションです。。
竪平葺き施工
トップライトはベルックス。
ベルックスは竪平に不向きな気がするのは私だけでしょうか、、、
今回の屋根で建築家さんが一番こだわってらした5連トップライト。
打合せであーでもないこーでもない言いながら上手く納まりました。
素晴らしいです。
この雨樋知っていますか?
誰も知らないです。
何故なら、私が作ったからです‼️
厳密に言うといつもの板金加工屋さんで製作していただいたのですが、サンプルを私が作り、建築家さんに選んでいただいたのです。
図面に雨樋板金製作って書いていましたので、タニタのHACOにて見積りをし、これでないとできませんよ。。何より屋根を進めましょう!って、濁していたのですが、屋根もうまく納まり、実際興味がありましたのでサンプルを作ってみた次第です。
シャープな板金の雨樋。。
雨樋。素晴らしいです。自画自讃させていただきます。
雨樋も終わり無事に板金工事は終わりました。
と、思っていましたら、雪止めをアングルに変えて欲しいとお施主様からのリクエストが、、、
ブラックのアルミアングル雪止めです。
確かにカッコ良いですね!
無事に板金工事は終了です。
お施主様、建築設計事務所様、工務店様、私共をお選びいただき有難うございました。
下請工事会社として心から感謝いたします。
従業員や仲間の職人さん、材料屋さん、皆んなの協力が無ければ工事はできません。
独りでは無いことを心に秘め、自分のポジションで頑張って参ります!
今回の使用材料
【屋根材】
小池弥太郎商店 竪平葺385 ニスク 耐摩カラー いぶし銀
【雨樋】
軒樋 製作 竪樋 タニタ ガルバリウム丸たてとい60